2016年7月8日金曜日

台湾のセブンイレブンで「ネットプリント」を使ってみた(06.05)


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■連載/小口 覺のスマートフォンハックス

台湾のセブンイレブンでネットプリントを使う

 今年もコンピュータ関連の見本市「COMPUTEX TAIPEI」の取材で台湾に来ている。ご存じの方も多いと思うが、台北の街はセブン-イレブンであふれている。犬も歩けばセブンに当たる、というぐらいに多い。旅人の強い味方となるコンビニだが、日本と同じように台湾のセブン-イレブンにも、チケットの購入や各種支払いができるマルチメディア端末「ibon」が備えられている(日本の端末とサービスの互換性はない)。

 基本、中国語で表示されているため、日本人がフルに機能を使いこなすことは難しいが、仕事や観光の旅行者でも使えそうなのはプリント機能だろう。4×6サイズの写真用紙から、A4、A3用紙までに対応し、USBメモリーや各種メディアカード、ネットプリントから印刷ができる。A4、A3用紙のドキュメント印刷は、PDFやWord、PowerPointのファイルにも対応している。今回は、PDFファイルをパソコンでUPして、それを近くのセブン-イレブンで出力してみた。

 ちなみに、使用したファイルは台湾の「常客証」。常客証とは、過去12か月に3回以上台湾に渡航した人を対象に発行される証明書で、これがあると空港の専用レーンを使えるためスピーディーに入国・出国審査が可能になるのだ。Webで簡単に申請・取得できるので、台湾好きの旅行者の間ではちょっとした常識になっている。

 細かな操作手順は、下の写真に書いておくが、日本のネットプリントと同じで、アップロードした際に発行される番号を、コンビニ端末に入力し、用紙サイズやカラー・白黒の別、印刷枚数などを指定すればプリントされる。ただ台湾のセブン-イレブンの場合、操作画面の最後で、店員さんにプリントを許可する操作をしてもらう必要がある。端末を指さして「Can I print?」とか言えば、レジでポチッと何かしらのボタンを押すようで、すぐに横にあるコピー機で印刷が始まる。あとは端末から出たレシートのような紙をレジに持っていき支払いをする。

 旅行の写真やビジネスに使う文書など、台湾でプリントしたいものがあれば、ぜひチャレンジしてみてはいかがだろう。

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