https://news.mixi.jp/view_news.pl?id=7021922&media_id=4
2022年07月05日 09:01 時事通信社
限定公開( 19 )
写真 電話がつながらないauのスマートフォン=4日午後、東京都中央区 |
KDDIは2日午前3時ごろ最初の障害情報を掲載。その後おおむね1時間ごとに、障害が発生しているサービスやエリアごとの復旧見通しなどを公表した。しかし「緊急電話も利用しづらい」との情報提供は同日夕刻になってからで、西日本、東日本エリアごとの復旧見通しを掲載したのは翌3日未明。復旧作業の終了も最初に案内した時刻から数時間ずれ込み、作業終了後も利用しづらい状況が続いた。
auショップの店頭には高齢者らを中心に障害と知らず相談に訪れる人が相次いだ。高橋氏は3日の記者会見で「安易な表現で広報するとかえって混乱を与える可能性があると思った」と釈明したが、利用者への配慮を欠いたことは否めない。総務省から情報開示が不十分との指摘を受け、「できるだけ復旧状況も詳細に記載した形で広報するようにした」というが、対応は後手に回った。
企業に危機管理の際の広報を助言するエイレックス(東京)の江良俊郎社長は「障害への備え、対応の見通しが甘かったのが最大の問題」と指摘。ライバルのNTTドコモが昨年に大規模な通信障害を起こしたにもかかわらず、自社でトラブルが起きた場合の十分な対策が「考えられていなかったのではないか」との見方を示した。
0 コメント:
コメントを投稿