専用処理チップ搭載。鮮明化や被写界深度の補正も
最近は4K解像度のディスプレイやテレビも手頃になってきて、普通に選択肢として検討する人も増えていると思います。でもコンテンツ側が4Kに対応していないことも多かったりして、その代表格が覇権コンソール機であるNintendo Switch。昨年に有機ELの新モデルも発売されましたが、画面出力は最大1,080pで変わらず。ネイティブ4Kプレイはできないままです。
だからといって「もういいよ!私、Switchやめる!」とはならないわけですが、せっかくなら4K環境でプレイしたい。そんな向きにピッタリなアイテム「4K Gamer+」が、ちょうどMakuakeにてクラウドファンディングを始めています。All in型の先行販売で目標金額がやや低めとは言え、現時点で3,800%以上の達成率はご立派。やっぱり皆さん4Kでプレイしたいですよね。
それで「4K Gamer+」の機能ですが、ズバリNintendo Switchの出力解像度を1,080pから4Kにアップコンバートしてくれるというもの。ちなみに製品のメーカーは、古参の自作ユーザーにとっては少々ご無沙汰な感じがするPhotoFast。最近はこういうアイテムも作っているんですね。
なお、最近の4Kテレビ(あるいはディスプレイ)にはアップコンバート機能を搭載している製品もありますが、変換の際に遅延が発生してしまうものも少なくありません。その点「4K Gamer+」には専用の画像処理チップが搭載されているので、遅延ゼロで4K表示が可能。いつも通りの感覚で4Kプレイが楽しめるというわけです。
使い方は純正ドックのHDMI出力ポートに「4K Gamer+」を出力し、テレビやディスプレイとHDMIケーブルで接続。あとは給電用のType-CにUSB電源(消費電力は3W)を接続すればOKです。
そして単に4Kにアップコンバートしてくれるだけでなく、画像処理チップによる高画質化も「4K Gamer+」のトピック。オブジェクトのコントラストと輪郭を自然かつ滑らかにする「イメージシャープニング」、輝度を分析して見やすい適正露出に調整する「カラープロセシング」、さらに背景にボケ味をつけて自然な立体感を出す「被写界深度」といった機能が搭載されています。いずれも特に設定の必要はなく、自動でやってくれるので心配はいりません。
また、Nintendo SwitchだけでなくPS4やWiiなどのコンソールゲーム機、Chromecastなどのストリーミングデバイスにも対応。ゲーム以外に、サブスクのフルHD動画コンテンツを4K画質で楽しむこともできます。
さて、そんな「4K Gamer+」のキャンペーンは、2022年2月27日まで。現時点で30%の早割はすでに終了しており、価格は25%オフの税込14,880円(一般販売価格は税込19,800円)から。2022年4月中旬の出荷開始を予定しているそうです。
なお代理店によれば、「4K Gamer+」の画像処理技術が対応しているのは1,080pのみ。720pのコンテンツを4Kにアップすることはできないそうなので、動画メインで考えている場合はちょっと注意が必要かもしれません。
文: 編集部 絵踏 一
Makuake: https://www.makuake.com/
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