コメント:ECOモードを搭載しているかどうかや、ECOモードがあっても65Wで運用出来るかどうかは不明で御座います。
COMPUTEX 2022で発表されたZen 4世代のプロセッサー、AMD Ryzen 7000シリーズ(コードネーム: Raphael)ですが、より詳細な仕様が明らかになりました。海外メディアのTom’s HardwareおよびVideoCardzが報じました。
AMDのテクニカルマーケティングディレクターであるRobert Hallock氏は、複数のインタビューでRyzen 7000シリーズプロセッサーに関するいくつかの質問に答えた。 Ryzen 7000シリーズは、発売時には最大16個の物理コアを搭載するという。このコア数はすでに現行世代で達成しているが、Hallock氏によると、同じコア数でありながら「40%以上のパフォーマンス向上がある」と述べた。 Hallock氏は、COMPUTEX 2022基調講演で発表された「15%のシングルスレッドパフォーマンス向上」についても言及した。発表された数値は、AMDがユーザーの期待を裏切ることがないように、そして、「多くの場合、その数値よりもはるかに高い性能を発揮できる」数値として選ばれたものだと述べた。 また、Ryzen 7000シリーズは、AIアクセラレーションに対応した拡張命令として、AVX-512命令をサポートするという。 このほか、Zen 4世代のThreadripperシリーズの投入も見込まれているようだ。 [Source: Tom’s Hardware] |
Ryzen 7000シリーズにiGPUを搭載していないモデル、Intelで言うところのFシリーズはなさそうだ。RDNA 2グラフィックスはI/Oダイに搭載されており、全てのSKUに標準搭載されることになる。 Robert Hallock氏によると、「iGPUはすべての6nm I/Oダイに搭載されており、動画のエンコード/デコードとマルチディスプレイ出力を可能にするために、少数のコンピュートユニットが内蔵されている。iGPUの仕様は共通しており、すべてのCPUがこれを搭載する」という。 [Source: VideoCardz] |
現時点で判明しているRyzen 7000シリーズの情報を箇条書きでまとめると、以下のようになります。
- 最大16C32T (発売時点)
- 非OCでブースト5.2~5.5GHz (COMPUTEX 2022ゲームデモにおける動作クロック)
- 最大TDP170W / PPT230W
- AVX-512命令をサポート
- すべてのCPUにRDNA2 iGPU搭載 (Intel Fシリーズ的なものはおそらくない)
- マルチ性能はRyzen 9 5950Xから40%以上のパフォーマンスを発揮
- シングルパフォーマンスは「最低」15%以上向上
Ryzen 7000シリーズデスクトップCPUは、2022年9月~11月に発売が予定されています。
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