植物油で口をすすぐ健康法“オイルプリング”をご存知ですか?
油で口をすすぐなんて!と抵抗を感じるかもしれませんが、体験者の多くが「口の中がスッキリする」、「歯が白くなる」と実感しているそうです。
今回は、株式会社医道の日本社の『ココナッツ・オイルプリング』を参考に、病気の予防にも効果的なオイルプリングの方法をご紹介します。
■オイルプリングの健康効果
オイルプリングはインドの伝統医学“アーユルヴェーダ”を起源とした自然療法。
口腔内を植物油で洗浄することによって、口内から体内の毒素を排出するデトックス効果や、口臭、歯周病などの口内の病気予防、歯のホワイトニング効果などが期待できます。
また、口の周りの筋肉を使うことでほうれい線の予防などにもつながり、女性の間でも人気が高まっています。
アメリカでは多くの人が日々の生活にオイルプリングを取り入れており、中でも栄養価が高く、抗菌作用や抗ウイルス作用があるココナッツオイルですすぐのがトレンドとのこと。専門医からも推奨されている健康法なのだそうです。
■オイルプリングの手順
(1)始める前に水を飲む
オイルプリングを行う前に水を飲み、唾液を出します。唾液は細菌を除去する助けとなるため重要です。
(2)オイルを口に含む
オイルを大さじ1杯程度(小さじ2~3杯)すくい、口の中に入れます。オイルプリングをしていると唾液が出てくるので、口がいっぱいにならないように少なめのオイルで始めるのがコツ。
(3)オイルを口の中で動かす
マウスウォッシュの要領で、唇を閉じたままオイルを口の中でまんべんなく動かします。15~20分間続けることが推奨されていますが、苦しくなったら途中でやめてもOKです。
(4)オイルを捨てる
オイルを紙やポリ袋に出して、ゴミ箱に捨てます。口を水ですすぎ、喉が渇いていたら水を飲んで終わり。この手順を、最低1日1回行います。
満腹の状態でオイルプリングを行うと、口が苦しくなってしまうことがあるため食事前の空腹時に始めることも工夫の1つだそうです。
また、使用後のオイルは排水口に流すと詰まりの原因となりますので必ずゴミ箱に捨てましょう。
口臭や口内の病気予防は気にしていなかった!という場合は、ぜひ試してみてはいかがでしょうか。
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