2015年9月2日水曜日

Linux Mint の日本語化


コメント:最初から日本語版のLINUX MINTをダウンロードしてインストールするのが一番良いですよ!http://kumasan1949.zouri.jp/down-mint.html


引用元(勉強の為に引用させて頂きました。):
http://linuxmintjp.jimdo.com/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E8%AA%9E%E5%8C%96/


Linux Mint ではインストール直後に日本語入力環境がインストールされません。
手動で日本語入力環境のインストールを行う必要があります。下記の手順で進めて下さい。

ミラーサイトを設定する





Linux Mint のパッケージ情報は
世界各地のサーバに入っています。
近い場所のミラーに変更する事で
ダウンロードが高速になります。
メインサーバについて
トラフィックが上がってしまい、
一時接続できなくなったとの
公式情報 (2014/12) もあります。
ミラーサイトへの設定を行うのは
重要な作業です。 
システム設定 - ソフトウェアソース
を選び(端末で mintsources も可)
ミラーを近い場所に設定しましょう。ミラーは日本にいくつかあります。
状況によっては近い国のミラーにしたり初期設定にする方が良い場合もあります。

なお、一時的なサーバダウンや更新の不良により、
アップデートマネージャや apt などで、正常に動作しない場合があります。
この場合は ソフトフェアソース を起動し、
他のサーバへ変更してみる事で改善する場合が多いです。
または時間を置いて試してみても良いでしょう。

最新版で日本語入力できるようにする

17 以降 および Debian Edition 2 では、
日本語入力環境として Fcitx と Mozc がおすすめです。
Fcitx の代わりに iBus・UIM・SCIM、Mozc の代わりに Anthy を選択する事もできます。

Language(言語の設定)を用いたインストール (17.2〜・LMDE2)

17.1 以降 および Debian Edition 2 からは 設定 - 言語 または Language(言語の設定)から
日本語入力環境を導入できるようになりました。
これにより、上記な手順を行わず、画面上で容易に日本語化を行う事ができます。
ただし、17.1 では余計なパッケージもインストールされてしまい、
まともに使用する事ができなかったため、この方法をおすすめしていませんでした。
17.2 では日本語による動作改善が行われており、この方法でも正常に使用する事ができます。
Debian Edition 2 も 2015年6月30日 ごろの更新で 17.2 と同等のパッケージになったため、
この方法による更新が可能になりました。先にパッケージを最新にして下さい。




メニュー - 設定 - 言語 または
メニュー - 設定 - Language を起動し、
Input Method タブを選択します。
ここから Add support for Fcitx を
選択してパッケージをインストールし、
Input method の項目で Fcitx を選択。
これで設定が完了です。
Linux Mint をログアウト→ログイン、
または再起動で Fcitx が右下に出てきます。
同様に IBus もインストール可能です。
他も選択肢がありますが、
日本語サポートが不完全かもしれません。
この方法を用いて 17.2 でインストールから日本語化まで行った動画を撮影・公開しています。


Synatpic を用いたインストール

まず システム管理 に含まれる アップデートマネージャ を起動し、
パッケージを最新状態に更新して下さい。最低でもレベル 1〜3 を更新しておくと良いでしょう。
もちろんすべて更新してしまっても構いません。
次に システム管理 に含まれる Synaptic パッケージマネージャー を起動します。
設定 - 設定 を選び、依存関係で推奨したパッケージを考慮する を有効にします。
ここで一度 再読込 を行い、設定を反映させます。
ウインドウ上、検索をクリックし、fcitx-mozc を検索します。
パッケージが表示されたら、fcitx-mozc を右クリックし、インストール指定 とします。
「依存により要求された変更を追加しますか?」で、マーク を選んで下さい。
この後 適用 を押すと「以下の変更を適用しますか?」というウインドウが表示されるので、
適用 を選びます。これでインストールが進行します。
設定 に含まれる 入力メソッド を起動します。
「明示的にユーザー設定を選択しますか?」で はい として fcitx を選択して下さい。
これで完了です。ログアウト→ログイン または Linux Mint の再起動 を行って下さい。
これで日本語入力ができるようになっているでしょう。

端末から apt を用いたインストール

端末を起動し、次のコマンドを実行します。
以下、コマンドでは行頭の $ を入力しなくて構いません。
まずはパッケージを最新状態にします。
sudo apt update
sudo apt dist-upgrade

Fcitx と Mozc をインストールします。

sudo apt install fcitx-mozc --install-recommends

最後に Fcitx を有効にします。

im-config -n fcitx
上記の手順を行ったら、ログアウト→ログイン または Linux Mint の再起動 を行って下さい。
これで日本語入力ができるようになっているでしょう。

削除候補に Fcitx・Mozc のパッケージが出てくる場合

上記のインストールを行った後、
apt などで削除候補に Fcitx・Mozc のパッケージが表示されている事があります。
この場合は対象のパッケージを個々にインストールしてみます。

sudo apt install (パッケージ名) (パッケージ名) (...)

これで表示がなくなります。

Cinnamon で Fcitx を使用する場合





Fcitx にはスキンが存在し、
表示する色を変更する事ができます。
キーボードアイコン(または Mozc アイコン)を
右クリックしたメニューより スキン の項目です。

このスキンの中から dark を選択しておくと
黒背景・白文字の表示にできます。
Cinnamon のデフォルトデザインに馴染んで、
良い感じに使えるでしょう。

Linux Mint カラーのスキンがほしいですね。
スキンは作成できるので……
……と思って作ってました。


iBus 1.5 を使用する





iBus 1.5 は 1.4 以前と動作が変わっています。

起動した後、右下にあるキーボードを選択し、
Mozc(または Anthy・かな漢字 など)を
予め選択しておいて下さい。
この状態にした上で 全角/半角 で切り替えて
日本語入力を行う事ができます。
半角の場合でも Mozc(Anthy・かな漢字)は
動作したままになります。
変わってカーソル下にモード表示されますが、
Cinnamon ではメニューでモード表示が
邪魔になるかもしれません。
その場合は設定で非表示にする事も可能です。

Linux Mint Japan の日本語化パッケージを適用する

Linux Mint Japan の日本語化を適用する事も可能です。
ただし必須ではありません。上記手順を行えば日本語化可能です。
このパッケージを適用する事で
英語表示になっていた一部のアプリが日本語表示になり、日本語フォントも追加されます。
17.2・LMDE2 向けは Fcitx、13 は IBus を採用します。

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