お家で作るチャーハンも良いけれど、やっぱりプロの作るそれはひと味もふた味も違う。
秋の色が深まる中、お腹の虫が鳴ってしまう、プロのチャーハンをどどんとご紹介。
『香湯ラーメン ちょろり 恵比寿店』のチャーハン
副編集長 昌保博之選
恵比寿ガーデンプレイスの近くに、『香湯ラーメン ちょろり 恵比寿店』はある。つい最近まで恵比寿に住んでいた僕は、夜遅くまで飲んだときの〆にこの店のチャーハンとワンタンを食べていた。
チャーハンの具はたまご、チャーシュー、ネギ、と基本中の基本。ごはんの味付けは油っこくなくさっぱりしていて、旨みが凝縮されたチャーシューとネギが絶妙にマッチ。食べる喜びを与えてくれる美味しさだ。
チャーハンに付いてくるスープもまたグッド。味は少し濃くて、ネギがたっぷり散らしてある。やさしい味のチャーハンのレンゲ休めにちょうどいい。
『香湯ラーメン ちょろり 恵比寿店』は翌朝5時まで営業。深夜に小腹が減ったときはぜひおすすめしたい一皿だ。
『新福菜館』のヤキメシ
副編集長 日紫喜康一郎選
京都出張の際は必ず立ち寄ることにしている『新福菜館』。それが、今年は麻布十番に出店したことにより、寄り身近な存在となったんです。
まず特筆すべきは、そのビジュアル。黒いんです。結構、黒いんです。まずは、そこにびっくりするわけですが、これは何でも中華そばのタレで味付けされているからとか。となれば、当然、中華そばとの相性は抜群でして、禁断のラーメンチャーハンと相成るわけです。
ただこちらのヤキメシ、その黒さ以外は至ってシンプルなもの。具材は、チャーシュー、卵に、細かい九条ネギ(ここが京都っぽい!)だけで、何も奇をてらっているわけではなく、見た目よりもマイルドというか食べやすいのですよ。
麻布十番近辺にいると、自然と足が向いてしまう魔味なるヤキメシです。
『聚寳園』のカニあんかけ炒飯
編集部員 鮓谷裕美子
シンプルなチャーハンが好きです。高校生の頃、友達と『一杯のかけそば』のように分け合って食べていた、卵、ネギのシンプルチャーハンに福神漬をモリモリにして食べるのが好き(ちなみに500円)。
時は流れて、現在。
シンプルなチャーハンはそのままに、オフホワイトの卵白餡をかけ、かつ、蟹入りという大人のチャーハンに出会いました。しかも無農薬米、化学調味料も旨み調味料も使わないというこだわり。すぐ胃もたれする大人の脆弱な身体に、優しい。
好きなものは好き、だけど、大人仕様最適化は日々していかなくてはいけないな、としみじみ思うチャーハンなのでありました。
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