2016年1月27日水曜日

まるで絵本の世界!愛娘のため360時間かけて子供部屋に“木”を作ったパパが素 敵


by Mucoco

 2016.01.25 
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ゲーム業界でクリエイターをしているロブさんは、ある日6歳になる最愛のライアちゃんにこんなことを言われます。

「ねぇ、パパ。お部屋の中で、妖精みたいに木の中で本を読んだりできたら素敵だと思わない?」

普通ならばそんな何気ない会話、「そうだね。素敵だね」と答えて終わってしまってもおかしくないと思いますが、ロブさんは違いました。可愛くてたまらない娘の為に、その夢を叶えてあげようと思い立ったのです。ちなみにその頃のライアちゃんの部屋は、ごく普通の可愛らしい子ども部屋。

この子ども部屋が、なんと18ヶ月後には・・・

まるで夢の国みたいな素敵な部屋に!もちろん、リクエスト通りに木の中で本を読む事もできちゃいます。

でもこの部屋、プロの業者に発注したわけでもなく、ロブさんが実に18ヶ月もかけて一人で作りあげたもの!時間にしてなんと360時間!

まず、イメージとなるスケッチを描き始めたのですが、納得のいくものを描く事ができたのは、数十枚目。娘さんの頭の中にある素晴らしい世界を再現する為に、最初から妥協なんかできません。

そしてそのスケッチを元に、ミニチュアサイズのものを制作。それを参考にしながら、実際に部屋の中に下絵を描きます。

木に登っても安全な様に、しっかりした強度で作りあげます。

そして溶接。もちろん溶接の経験なんてなかったので、地域情報コミュニティサイトのCraigslistで探したCarla Grahnさんというプロの彫刻家の所に行って、1日プライベートレッスンを受けたのだそうです。

改めて言いますが、ロブさんの仕事はゲーム関係のクリエーター。建築や内装の仕事をしているわけではありません。この骨格を作る作業だけで100〜120時間を費やしました。

骨組みが完成!この時点で175時間。手や腕は包帯だらけだったそうですが、ライアちゃんの嬉しそうな顔を見ると頑張れたのだそう。

メゲそうになる自分を奮い立たせる為、作業中はずっとこのライアちゃんの写真を側に置いておいたのだそうです。パパの愛、すごいです!

ポルトランドセメントや製紙用パルプセメントを使って、やっと木のベースが完成!ここまでで225時間!

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たくさんの色の塗料を準備し、丁寧に何層にも重ねて色を塗り、部屋の色も木に合わせて塗ってゆきます。

ツリーに変圧器を仕込んで、ドラマティックな照明を作ります。

木に妖精の窓がつきました!このライトはドアの近くのスイッチから調整可能で、娘さんの就寝時には、とっても素晴らしいナイトライトになるそうです。

妖精の窓には、こんな素敵な装飾がある窓も。

いよいよ、仕上げ。木の枝に葉をつけ、部屋を装飾。

18ヶ月、360時間かかって、ついに夢の国の様なツリーハウスの子供部屋が完成!

よく見ると、ツリーハウスだけでなく、周りの装飾もこだわって作られていて本当に素晴らしい!ライアちゃんへの思いがひしひしと伝わってきます。

妖精の木に暮らす可愛くて美しい生き物たちも。

夢の国みたいな部屋への入り口であるドアノブもこんな風に変身しました。

クリスマスライトを使って夜空をイメージしたという、部屋のナイトライトはこんな感じに。本当に個人で作ったとは思えないクオリティ!

「彼女の部屋を作るのに、膨大な量の新しい事を学んだよ。それはとても素晴らしい経験だった」と語るロブさん。ライアちゃんは、完成した部屋を見て大感動、何度もロブさんを抱きしめ、その後ずっと部屋で嬉しそうに過ごしていたのだとか。この木には大人3人まで登れるそうなので、お友達が来ても一緒に登って遊べますね。

ロブさんは、今度は息子さんのために海賊船のツリーハウスを作る予定だそうです。なんとも素敵なパパ!息子さんの部屋が生まれ変わるのも楽しみですね。

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