【ワシントン時事】オバマ米大統領は12日の一般教書演説で、がんの治療法開発を目指す国家プロジェクトを始動させるとともに、昨年5月に脳腫瘍で長男を亡くしたバイデン副大統領をそのトップに据えると発表した。
大統領は演説で「私たちが失ってしまった愛する者やまだ救える家族のために、米国を、がんを治療した国にしよう」と提唱。これを受け副大統領もコメントを出し、「(研究を)進展させなければ、がんによる死者は増える一方だ。私たちにはできる」と訴えた。
副大統領は長男死去のショックから昨年10月に大統領選出馬を断念。その際、残りの任期を使ってがん研究促進に力を入れる考えを示していた。 (2016/01/13-16:51)
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