2016年4月27日水曜日

Apple Pay(アップルペイ)の最新ニュース&動向まとめ!Apple Payの日本上陸は、一体いつ頃になるのかについて。



電子マネー 海外ニュース まとめ

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急速にアメリカで利用者を増やしているApple Pay(アップルペイ)。
Apple PayとはiPhone6やApple Watchに組み込まれている支払い手段のことで、これを利用すると署名サインや暗証番号入力をすることなく簡単にクレジットカード払いが出来るようになります(更に詳しい情報は下記記事を参照)。
未だに日本での利用開始はなされていませんが、今後の上陸に備え、今回はApple Payの最新ニュースや動向を簡単にまとめてみました。Apple Pay上陸が待ち遠しい方は是非、目を通してみてくださいね。 

Apple Payの最新ニュースまとめ:

Apple Pay利用者が急増中:

アメリカの大手銀行Bank of AmericaではApple Payのユーザが80万人を突破し、過去3カ月間で同行のカード約110万枚がApple Payに登録されたことを明らかにしました。
6000万近くいるBank of Ameicaのユーザ数からすれば、この数字はほんの一部に過ぎず、今後さらに広がりを見せることが容易に想像ができるでしょう。
アメリカの大手銀行であるバンク・オブ・アメリカで発行されたクレジットカードが、着々とApple Payに取り込まれていっているようです。まだ開始3ヶ月なのにこの勢いは凄いですね。

デジタル決済の1%以上に:

アップルが提供するモバイル決済サービスApple Payは、サービス開始後から幅広く利用されていることが報じられています。Apple Payによる決済が、アメリカにおける11月中のデジタル決済金額全体の1%にも達していることが、ITG Investment Researchの調査で明らかになりました(中略)。
ITGのアナリストはApple Payが今のところiPhone6/6 Plusのユーザーに限定され、限られた店舗でしか利用できないにも関わらず、先行する2社を異常な勢いで追随していると述べています。
これはあくまでApple Pay開始直後の利用比率なので、もしかすると2015年1月には2%以上のシェアを確保できているかもしれません。更に広がる余地があるとも言えますね。

全世界で2015年3月に利用開始?

9to5Macが報じたところでは、アップルの電子決済サービスApple Payがカナダで3月サービス開始予定。そして、その他の国でも同時期にサービスの利用がスタートすると見込まれているとのことです。Apple Payが全世界でスタートする、これは遅かれ早かれ間違いなく起きるでしょう。
それを裏付けるかのように、アップルはすでにヨーロッパ、中東、インドとアジアでApple Payを拡張するための求人も行っています。今四半期中にスタートすれば、まさにApple Watchのタイミングともぴったりで、両者が同時に登場ということもあり得る話です。
カナダを含めた各国で2015年3月にApple Pay利用開始がされる…というニュースがありましたが、その後も導入が遅れ気味で、2015年10月現在でいうとアメリカ合衆国、カナダ、イギリスの3国でのみApple Payが使える状況です。
また、AppleWatchの発売に併せて世界展開される…という予測も、結局は「誤報」になってしまったようですね。

セルフのガソリンスタンドでも利用可能に:

導入がなかなか進んでいかないApple Payですが、先行導入されたアメリカではその仕組みが改良されてきているようです(下記ニュース参照)。
iPhone 6やiPhone 6 Plusに搭載されたモバイル決済システム「Apple Pay」がさらに活躍の場を広げそうです。石油会社のシェブロンは公式のツイッターアカウントで「2015年の早い時期にガソリンスタンドでApple Payが使えるようにしたい」と投稿しました。
数時間後には「具体的な時期についてはまだ決まっていないよ」と訂正のツイートもおこないましたが、同社が新たな支払いシステムの導入を検討していることは間違いなさそうです。
もともと、ガソリンスタンドの店内では利用可能なApple Pay…なんですが、これを外にあるセルフの給油機でもApple Payを使えるようにしたい…という動きのようです。給油に対する支払いを、ピッと簡単にできたら素敵ですね(寒い地方なら尚更)。

違反駐車料金の支払いもアップルペイで:

ニューヨーク市の財務局はこのほど、駐車違反の罰金を支払うための「モバイルソリューション」に関する情報提供依頼書(RFI:情報システムの導入や業務委託を行うにあたり、発注先候補の業者に情報提供を依頼する文書のこと)を発行した。
この RFI では、想定される選択肢として Apple Pay や PayPal のほか、Bitcoin などが挙げられている。
あくまでApple Payを導入しようかどうか検討している…だけの話のようですが、それでも導入が検討されるくらいにまでに普及していることを裏付けるニュースですよね。モバイル決済がより身近になりそうな感じです。

Apple Payの日本上陸が今から楽しみ:

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以上、Apple Pay(アップルペイ)の最新ニュース&動向まとめ…でした。
最後に日本へのApple Pay導入が決まった場合には、クレジットカード決済端末市場もだいぶ動くと思います。Apple Pay対応の端末作成は果たしてどこが請け負うのか、そちらも今から気になるところですね(日本の電子マネー市場は基本、FeliCaにしか対応していないので、Apple Payは利用できない)。
ただ今のところ、Apple Pay導入の情報はクレジットカード業界内にも流れてきていないので、早くても2016年以降の導入となってしまいそう感じ。せっかくの決済機能なんですから、iPhone7発売までには使えるようになってほしいものです。
参考リンク:
Apple Payの仕組みを理解する前に、そもそもクレジットカードの仕組みを知らない…という方は下記記事なども参考にどうぞ。

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