2016年10月16日日曜日

ポケモンよりも恋をつかまえに出かけよう。すれ違いから始まるマッチングアプリ




スマートフォンで位置情報を活用したサービスとして最も有名なのは、「ポケモンGO」であることは疑う余地がないだろう。
しかし、この位置情報を活用して、男女の出会いの機会を提供しようというサービスが開始された。
普段、同じ所で何度もすれ違っていたり、あるいは別の場所でも同じ異性とすれ違っているのに、それが出会いに発展することは滅多にない。
まぁ、それがご縁というものだとも思うのだが、スマートフォンがその出会いの確率を一気に上げようというわけだ。
つまり、位置情報を利用した、マッチングサービスである。

どんな人とすれちがっているのか

このマッチングサービス『CROSS ME(クロスミー)』を提供開始したのは、株式会社サイバーエージェントの連結子会社である株式会社プレイモーション。
「すれ違い」を恋に発展させるというコンセプトの『CROSS ME』のアプリをインストールしてユーザー登録をすれば、後はアプリを立ち上げなくても自動的に他のユーザーとの「すれ違い」が記録される。
すると、ユーザーはいったいどんなタイミングで登録ユーザーの異性とすれ違っていたのか、リストを確認する事ができるのだ。
そして、気になった異性がいたら、「いいね!」を送信することができ、お互いに「いいね!」となったら、メッセージをやりとりできるようになる。
CROSS ME使い方
source:https://www.cyberagent.co.jp/newsinfo/info/detail/id=12454
まぁ、ユーザー登録している時点で、お互いに交際する異性を探しています、と意思表明しているわけだから、後は話しが早いということになるのだろう。

出会いの形は変われども…

位置情報の取得は、起動時か基地局が変更したときに行われ、情報としては町名までが取得される。現在は、すれ違いの距離などは非公開だが、利用動向を確認しながら調整していくようだ。
また、自分の位置を知られたくない時間帯を設定することができ、その時間帯には位置情報が送信されないように制限される。そして料金は、メッセージの往復の際に、男性だけに月額最大で3,800円かかる。
ただし、22歳の3月までは、学割として月額600円という。恋にも学割が適応されるというのもなんだか妙だが、大人は出会いにもそれなりに金をかけるべしということだろうか。
出会いの形も時代でどんどん変わっていくものだと改めて思うが、どんな形であろうと、ときめく気持ちに変わりはないのかもしれない。

【参考】

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