資料の紹介

 横河電機は、同社のグローバル全体のIT資産管理状況を可視化し、重大な脅威となるセキュリティ侵害を自動防御できるITセキュリティ監視体制を構築。脅威が検知されると自動的に外部からの通信を遮断して担当者へ調査を依頼する仕組みを作ることで、脅威の検知から対処までの時間を、従来の1~3週間から1分前後へと大幅に短縮したとする。

 同社では以前に、脅威を自動検知する監視システムを構築したが、脅威を検知したときにメールで担当者に対処を要請していた。そのため、対応に時間がかかるだけでなく、漏れが生じることもあった。加えて、各国拠点が個別に導入するIT機器やソフトウエアの資産状況が把握できていないことも問題となっていた。

 本資料では、横河電機が構築したITセキュリティ監視体制について、導入の経緯や機能などを紹介する。グループ全体で3万5000のIT資産をグローバルで可視化したほか、インシデントの影響範囲を把握して対応するワークフローを確立することで、30%の業務効率化および脅威検知から対処までの時間の大幅短縮を実現したという。

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