STYLE-Dは、東京モーターショーに、マグネシウム発電池を搭載可能な超小型モビリティ「piana」を出展する。

超小型モビリティは大手自動車メーカーも技術開発を進める乗り物だが、運転席・後部座席という配列の縦2人乗りが多い。pianaは、可動域600mmのフロントハッチ式ドアを採用して、運転席、助手席の横2人乗りとした。



バッテリーはリチウム電池に加え1か月充電せず「水」で発電できるマグネシウム発電池を載せられるハイブリッド化が可能だそう。

STYLE-Dは前回2013年の東京モーターショーにも、元トヨタ自動車のデザインプロデューサーである山下泰弘氏が手掛けた超小型モビリティのコンセプトモデル「D-FACE」を出展している。pianaはそれをもとに改良した実用化プロトタイプだという。

サイズは全長2,498mm、全幅1,480mm、全高1,600mm。重さは400kg。バッテリーは72V 50Ahの電池を2個備える構成で、充電時間は3時間。モーターの出力は8kw。走行距離は最長120kmで、最高速度は75km/h。20度までの坂を登ることができる。