2015年12月10日木曜日

引っ越しマニアが語る「絶対に住んではいけない場所」の特徴


しらべぇ2015年12月10日07時30分

引っ越しマニアが語る「絶対に住んではいけない場所」の特徴

だが、残念なことに世の中そんなに良い住まいだらけでないと語るのは、合計引っ越し回数30回を超える、引っ越しマニアの斉藤さん(40代・仮名)。

一身上の理由で引っ越しを重ねる彼いわく、最近「絶対住んではいけない場所の特徴」を掴んだのだという。

どうやってその特徴を把握するのかというと、引っ越しを考えている駅周辺を一周して見るだけで分かるのだという。

そこで今回は斎藤さんに、住んではダメな駅の詳しい特徴について10位から1位までのランキング形式で教えてもらうことにした。気になる回答と詳細は以下のとおりである。

■絶対に住んだらいけない場所の特徴ベスト1010位:始発駅からひとつ先の駅

「通勤する人が多い路線ですと、始発駅で既に満員電車になることが多いですよね。するとひとつ先の駅周辺に住んだ場合、毎日長時間キツキツの電車に乗るハメに。疲れるのであまりおオススメはできませんね」

9位:競輪場が近くにある駅

「最近競馬場やオートレースは家族やカップルで来る人が増えてきましたが、競輪はわりとオジサンが多いので若い女性は特に抵抗があるかもしれません。競輪オジサンのなかにはフェンス越しに選手に対してスゴい発言をするヤカラもいるので、そういった人と駅前で鉢合わせしたらキツいですよ」

 8位:イオンモールやららぽーとなどの大型ショッピングモールが近くにある駅

「大型ショッピングモールがある駅は交通機関を使わずに何でも買い物ができるので一見便利に見えますが、最悪なのは休日。近くの道路は大渋滞しているのでドライブにも行けず、電車も混んでいるので休みの日は引きこもる生活になってしまいます」

■好きな人にとっては便利なエリアも...7位:風俗街が近くにある駅

「風俗街が近くにある駅は子供の教育に悪いのはもちろん、あまりガラの良い人が集まる傾向にないので普通におススメできません。ただ、ディープな飲み屋が多い場合もありますので、そういった雰囲気が好きな人ならば良いかもですね」

6位:ビーバップハイスクール並にガラの悪い高校が近くにある駅

「これは私が若い時の経験なのですが、住んでいたアパートの近くに地域でもヤンチャな学生が集まることで有名な高校がありました。短ランにボンタンは当たり前。ヘタすると空き缶にシンナーを入れて吸っているヤツが乗車してきたりとかなりカオスな状態になっていたので、学校終わりの時間は乗車を避けていました」

5位:不動産サイトで「住みたい街人気ランキング」上位常連の駅

「家賃はボッタクリ、休日は観光客と住民でゴチャゴチャ。何もいいことはありません。吉祥寺とか冷静に考えて住みたいと思います? 思わないでしょ?」

4位:コミケの会場が近くにある駅

「年2回ですが、卑猥な紙袋や同人誌を電車やバスで読むオタクが溢れるため一般人から見るとかなりキツいです。なかにはオラついた絵師などの怖い人も含まれているので、治安も瞬間ですが最悪になることが...」

■トップ3はこちら!3位:周辺にバラックみたいな家が立ち並んでいる駅

「これはあまり深く突っ込むとヤバいので濁しておきますが、割とマジで先に住んでいる住民とトラブルになることがマトモな人でもあります。家の周りを見学してなんとなく暗い雰囲気を感じたら、いくら家賃が安くても避けましょう」

2位:周辺でたき火をしている人がいる駅

「こちらも3位と同じく、普通の人が立ち寄ってはいけない場所の可能性が高いです」

1位:近くのコンビニのトイレに注射器が落ちていたり盗品を売っている露店がある駅

「こういう駅は日本にもひとつあるかないかだと思いますが、私がこの駅で降りて近くを100メートルぐらい歩いたら5人ぐらいどう見てもヤ○ザな人に睨まれました。悪いことは言わないので住むどころか近寄らないことをおススメします」

以上のような結果になった。上位は明らかにヤバい雰囲気が漂っていそうなので分かりやすいが、住みたい街上位やショッピングモール近くの駅がダメなことは盲点だった。

楽しみはあまり無いものの、小さなスーパーやコンビニが近くにある静かな住宅街を選ぶのが、結局のところもっとも間違いのない選択肢なのかもしれない。

(取材・文/しらべぇ編集部・雨間ゆうすけ)

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