2015年12月31日木曜日

Twitter、複数アカウントの保持を禁止する等の新ルールを設定


hanebu

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短文投稿サイト「Twitter」は本日、公開しているルールのうち「攻撃的な行為」に関するカテゴリを変更し、7つの禁止行為を設定したことが分かりました。

今後、Twitter運用の変更を迫られるユーザーが多数発生か

Twitterでは、ユーザーが安心してさまざまな意見や信念を表現できるよう、嫌がらせや脅し、または恐怖を与えて他のユーザーが発言できないようにするといった、攻撃的な行為が禁じられていますが、今回「攻撃的な行為」に関する説明が追加されています。
 

● 脅迫行為 (直接または間接): 脅迫やテロ行為の助長を含め、暴力行為を行うという脅迫または暴力行為の助長を禁じます。
 
● 嫌がらせ: 特定の人物に向けた攻撃的な行為や嫌がらせを禁じます。攻撃的な行為に該当するかどうかの判断では、以下の点が考慮されます。
・報告されたアカウントが、主に他者に向けて嫌がらせのメッセージを送信するために使用されている場合
・報告対象の行為があまりに一方的であるか、脅迫を含む場合
・報告されたアカウントが他のアカウントへの嫌がらせを扇動している場合
・報告されたユーザーが複数のアカウントから1つのアカウントに向けて嫌がらせのメッセージを送信している場合
 
● 特定の人種、性別、宗教などに対するヘイト行為: 人種、民族、出身地、信仰している宗教、性的指向、性別、性同一性、年齢、障碍、疾患を理由とした他者への暴力行為、直接的な攻撃、脅迫の助長を禁じます。また、以上のような属性を理由とした他者への攻撃を扇動することを主な目的として、アカウントを利用することも禁じます。
 
● 複数アカウントの不正利用: 同一ユーザーが重複使用を目的として複数のアカウントを作成すること、または1つのアカウントが一時的または永久凍結された場合に備えて別のアカウントを作成することを禁じます。
 
● 個人情報: クレジットカード番号、住所、社会保障番号/国民識別番号など、他者の個人情報または機密情報を、本人の承認や許可の表明なく公開、投稿することを禁じます。さらに、撮影されている人物の同意なく撮影または配布された、私的な画像や動画を投稿することも禁じます。
 
● なりすまし: 他者に誤解や困惑を招いたり欺くような方法で、Twitterサービスを通して他人になりすます行為を禁じます。
 
● 自傷行為: 自殺や自傷行為をほのめかす内容がTwitterに投稿される場合があります。あるユーザーに自殺や自傷行為の兆候があるという報告を受けた場合、Twitterではその人物を支援するために、さまざまな対応を行うことがあります。たとえば、その人物に連絡してこちらの懸念を伝え、他のTwitterユーザーが心配していることを説明したり、Twitterのメンタルヘルスパートナーの連絡先などの情報を伝えたりします。

 
特に、複数アカウントを運用しているユーザーは一定数存在すると思われますが、今後については禁止行為として厳格に処罰される可能性がありますので、該当者はすみやかに対応したほうが良さそうです。
 
【追記】
その後、ニュースメディア『ITmedia』がTwitterに問い合わせたところ、複数アカウントについては全面的に禁止されるものではなく、通常の利用であれば問題なしとの回答を得たと報じています。ただし、同一ユーザーが重複使用を目的として複数のアカウントを作成すること、または1つのアカウントが一時的または永久凍結された場合に備えて別のアカウントを作成することを禁じられているので、注意が必要であることに変わりありません。
 
 
Source:TwitterIT Media
(クロス)

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