三井住友銀行は来春、シニア世代を主な対象にしたスマートフォン向けのアプリを提供する。
スマホで振り込みや振り替えの手続きが簡単にできるようになる。シニア世代でもスマホの利用者が増えており、使いやすくして顧客を囲い込む狙いがある。シニア世代を主なターゲットにした銀行のアプリ開発は珍しい。
たとえば、頻繁にお金を振り込む家族の口座がある場合、あらかじめ口座にひも付けして登録した家族の写真を押して金額を入力すれば、簡単に振り込みができるようになる。ただ安全面には十分に配慮しており、パソコンでの振り込みと同じレベルでのパスワード入力は必要だ。
口座の入出金の履歴も、無料通話アプリ「LINE(ライン)」のやり取りのように、入出金の記録が会話のようなかたちで表示される。
シニア世代にアプリの利用を促すため、店頭でアプリの使い方を手ほどきするセミナーも順次、開催していく方針だ。
2015年12月06日 09時03分Copyright © The Yomiuri Shimbun
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