2015年12月 6日 10:00
宇宙にも新発想。
リチャード・ブランソン氏とその会社ヴァージン・ギャラクティックは、ボーイング747-400を使って空中からロケットを軌道に打ち上げるシステムを発表しました。
そのボーイング747-400、またの名を「Cosmic Girl」は、2001年からヴァージン・アトランティック航空で使われていた機体をグループ内で買い取り、このために変形したものです。ロケットは飛行機の翼に搭載されて高度3万5000フィート(約1万700メートル)で切り離され、自らのエンジンを使って、小型衛星を軌道に送り込むのです。
飛行機を変形ってどういうことかというと、プレスリリースにはこうあります。「ランチャーワン・ロケットはキャリアとなる航空機の左翼、従来の747では第5エンジンを載せるために使われていた位置の隣に搭載されます」ちなみに、ランチャーワンは約5万5000ポンド(約25トン)ほどあります。
ヴァージン・ギャラクティックは元々宇宙観光ビジネスを目的に生まれた会社でしたが、最近は衛星打ち上げビジネスに進出しつつあります。ワシントン・ポストにもこう書かれています。
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