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[ロンドン 16日 ロイター] - 19日の「世界トイレデー」に向けたキャンペーンで、国連は、世界で24億人が適切な公衆衛生にアクセスできていないほか、10億人以上が屋外で排便せざるを得ない状況にあり、病気その他のリスクを抱えているとのリポートを発表した。
国連は、公衆衛生の不備は、特に子供にとって病気や栄養不良のリスクを高めており、女性・女子に安全で清潔な設備が提供されるべきとの見解を示した。
国連の潘基文事務総長は声明で「世界の女性の3人に1人は安全なトイレを利用できない状況となっている。その結果、病気、恥ずかしさ、暴行被害の危険に直面している」と述べた。
シートで囲まれただけの設備など、トイレとは名ばかりの粗末なものも多く、潘事務総長は「われわれには、屋外での排便を終わらせる倫理上の使命がある。また、女性や少女たちが、衛生設備がないだけで暴行の犠牲になる事態を確実に防止する義務がある」と述べた。
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