2015年11月24日火曜日

抗がん剤、大量送り込みで効果


大阪府立大
 体内で細胞間のタンパク質輸送などを担う情報伝達物質「エクソソーム」に抗がん剤を入れ、がん細胞に大量に送り込んで効果的に死滅させることに、大阪府立大や武庫川女子大(兵庫県西宮市)のチームが24日までに体外での実験で成功した。

 チームの中瀬生彦大阪府立大特別講師(生物物理化学)は「がん細胞だけに届くよう工夫し、治療法の開発につなげたい」と話しており、近く動物実験を実施する計画という。

 成果は英科学誌電子版に掲載された。
【社会・科学】 
2015/11/24 07:05

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