2015年11月11日水曜日

WiFiはシェアする時代に!新発想の通信サービス「ShareWiFi」誕生


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 シェアWiFi株式会社が、近隣の固定回線や通信制限のないモバイルルーターをシェアWiFiで利用できるサービス「ShareWiFi」をリリースした。料金は30日間利用できる30dayチケットが¥900、携帯キャリアの追加容量1Gが¥1000程度、固定回線費用は¥4000程度であり、他の通信費と比べても断然お得だ。
「私は開発のためのマシンイメージを落としたりなど、ネットのヘビーユーザーでした。モバイルWiFiルーターを利用していたのですが、帯域制限を受けてしまい、以後は携帯のテザリングに頼りましたが1GBで¥1000という課金制。インターネットをもっと自由に使いたいという思いから友人2人で会社を興し、ShareWiFiを立ち上げました」。そう話すのは、シェアWiFi株式会社 代表取締役の鳥海泰幸さん。
 ShareWiFiの魅力はコストメリット。利用者は30日間を¥900で利用可能で、WiFiの提供者には30dayチケットの利用毎に500円の報酬を寄与。利用者は月額¥4000程度のネット料金よりも安く利用でき、提供者は自身が負担しているネット代金の一部を補填することができる。さらに、キャリアのWiFiスポットとは異なり、登録されているWiFiはすべて利用することができるというフレキシブルさも持ち合わせている。
 鳥海さんは2010年に新卒で大手ERPパッケージベンダーに入社し、研究開発部門に配属。退職後、スタートアップのCTOなどを経て、2015年に5月にシェアWiFi株式会社を設立。運営は鳥海さんと共同創業者の2人だが、ShareWiFiはリリース1週間でユーザー数400人を突破した。
「創業者に開発者がいることが強みです。webサービス作成・運営において、開発者が内部にいると内製化が早く意思決定や実行の速度が違うので、特にwebにおけるスタートアップでは必須です。また、前職の経験から資金調達のフェーズの考え方、資金を使うポイント、採用に関する考え方などをある程度知見として持っています」(鳥海さん)
 プロバイダーの選定や契約、回線工事といったこれまでの煩雑な作業を必要とせず、自由かつ手軽にインターネットが利用できる時代がついに到来だ。
2015.10.22 | 

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