2017年4月7日金曜日

米のシリア攻撃支持=「事態深刻化を防ぐ」-安倍首相


時事通信社
シリア攻撃について、米政府の決意に支持を表明する安倍晋三首相=7日午後、首相官邸
 安倍晋三首相は7日午後、米国によるシリアのアサド政権に対する軍事攻撃について「化学兵器の拡散と使用は絶対に許さないとの米国政府の決意を日本政府は支持する。これ以上の事態の深刻化を防ぐための措置と理解している」と表明した。首相官邸で記者団の質問に答えた。
 首相はアサド政権の化学兵器使用について「何の罪もない多くの一般人が犠牲となった。幼い子どもたちもが犠牲となった惨状を目の当たりにし、国際社会は大きな衝撃を受けている」と指摘。「極めて非人道的であり、国連決議にも反する」と強く非難した。
 また、首相は北朝鮮の核・ミサイル開発を念頭に「東アジアでも大量破壊兵器の脅威は深刻さを増している」と強調。「国際秩序の維持、同盟国と世界の平和と安全に対するトランプ大統領の強いコミットメントを日本は高く評価する」と述べた。 
 政府はこれに先立ち、国家安全保障会議(NSC)を首相官邸で開き、シリア問題への対応を協議した。(2017/04/07-16:20)

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