2017年4月16日日曜日

日本人技師像の頭部切断=ダム建設、友好の象徴-台湾


時事通信社
 【台北時事】台湾南部の台南市は16日、同市官田区の烏山頭ダムにある日本人土木技師、八田與一氏(1886~1942年)の銅像が何者かに壊されたと発表した。関係者が16日朝に頭部が切断されているのを発見し、地元警察に通報した。頭部は見つかっていない。
 八田氏は金沢市出身。日本統治時代にたびたび干ばつに見舞われていた中南部、嘉南平野の水利事業に尽力し、1930年に当時アジア最大の烏山頭ダムを完成させた。嘉南平野を台湾最大の穀倉地帯へと変えた八田氏の業績は教科書でも紹介されている。(2017/04/16-17:21)

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