2017年4月16日日曜日

「精子ロボット」が薬をはこんで、生殖器官のがん細胞を治療しにいきます


2017.04.16 11:02
「精子ロボット」が薬をはこんで、生殖器官のがん細胞を治療しにいきます
「精子ロボット」=モーターなどで強化した精子。
ドイツの科学者は、あることで頭を悩ませていました。それは、女性の生殖系器官に、薬を的確に投与するいい方法はないかということ。…あ、ある! すでに開発されているテクノロジーで、目的地を同じとするモノが! というわけで、精子ロボットに新たな可能性がでてきました。
病気、特に癌の治療においては、多くの壁があります。ある特定の場所に薬を投与するというのは、その壁の1つです。必要な薬を必要な細胞だけへ、必要なタイミングで、必要な量だけ、とさまざまなことをコントロールする必要がありますからね。その薬のデリバリー方法としては、今まで白血球や赤血球が考えられてきました。が、先月arXivにて発表された研究は、そこに新たな方法を提案しています。精子ロボ、特に女性の生殖系器官へのデリバリーには最適です。

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