勉強の為に引用しました。
のるしかない!このビッグウェーブに
・2020年から小学生にプログラミングじゃなくネットリテラシーを教えるべきじゃない? – SakanaTech
・Wi-Fiって言葉使いたいだけなんじゃないの?2020年に小中高校に無線LAN配備! – SakanaTech
まず既存のITエンジニアを大事にして下さい
IT業界の人材不足については延々と叫ばれ続けていますが別にITエンジニア自体の人材は不足していなくて、むしろ不足しているのは企業側がエンジニアを雇い続けるために必要な資金力や体力の方でしょう。
教える人が不在なため無意味な授業
現在は数学や技術の教員が指導免許を取得してる
プログラミングを教えるのではなく考え方を教える
手に触れて体験できるものから始める
でも今さら手のひら返し過ぎじゃない?
小学生高学年や中学生はHTMLやったらいい
どうしてもプログラミングを教えたければPHPをやればいい
なぜ、PHPなのかというと
伸びようとする子を伸ばす授業にしてほしい
しかし、プログラミングの様に個人間の差が顕著に出る分野を扱うということは、教科書の範囲を逸脱したハイレベルな課題に挑戦する子どもが現れた時は、その子を抑圧するのではなく新しい取り組みにはどんどん挑戦させてやる寛大さが絶対に必要になってきます。
2017年4月19日水曜日
2020年から小学校でプログラミング必修化だけど全員整列教育では何も変わらないよ
20:21
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こんにちは、1989年生まれで「情報」の授業では手書きでフローチャートを書いて机上でコンパイルチェックとかしてた意味のない授業を受けていた世代のらいか(id:sakanatech)です。
2012年から中学校ではプログラミングの授業が必修科目になったことは結構衝撃でしたが、いま学生の子供を持たない世代や、わたしと同年代の方はご存知でしたでしょうか。
ついこの間、以下の様な政府発表がありました。
政府は、成長戦略の柱に掲げる、AI=人工知能などを駆使した「第4次産業革命」の実現に向けて、2020年度から小学校でのコンピュータープログラミング教育の必修化を検討するなど、技術革新を支える人材の育成を強化することにしています。
最近、DeepLearningの影響でAIが盛り上がってますもんね。またブロックチェーンの技術など確かにIT分野を中心にして生産・物流を含めた産業革命が起きている真っ最中だと思います。その大きな流れに乗るためにこういった政策を決定しているのでしょうが、果たして効果はあるんでしょうか。また実際に中学生の時にIT業界に一生生きようと誓ったわたしの経験から「こうしたらいいんじゃないの?」という考えを書いていきます。
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目次
いままさにITエンジニアとして、日本のIT業界に身をおく者の1人として思うのですが「既存のエンジニアの使い捨て状態をなんとかしようとは思わないんでしょうか」
この状況を見ずに、キッズ達にプログラミングを教え込めば日本のIT分野成長の糸口になる!というのは早計過ぎて、もはや何も考えてないレベルなんじゃないかと疑ってしまうほどです。
いや、現実には特に何も考えていないのでしょう。何か考えていたら現実の問題解決を優先するはずですから。
父親や友達の父親が意味の分からないくらい過酷な労働状況で低賃金で働き続けている姿をうっかり子どもたちが見てしまって、それと同じ業界を目指すでしょうか?いいえ、目指しませんよね。
プログラミングの授業を義務化したとして、誰が教えれるのでしょうか?
少なくとも、ITエンジニアを目指して工業高校や理系の大学に進学した人は教員免許を追加取得してまでプログラミングの授業を小学生や中学生に教えようとは思いません。
現在のプログラミングの授業では、当然専門的な教員の母数が不足していて、数学や技術教科の教員が3週間程度の講習に参加して指導免許を取得し、教鞭をとっています。
プログラミングの授業の水準に完全に依りますが、この問題についても解決しなくては政府が掲げる成長戦略にマッチする人材を見出すことなんて出来ないですよね。
小学生や中学生でプログラミング分野で秀でた才能を発揮している方たちは別に授業で強要されたからその分野のスペシャリストになったのではなく自ら興味を持ち、その興味に対して貪欲に情報を収集し実践したことで才能を開花させています。
結局、授業で義務化したところで興味のない子は絶対に興味が無いし、興味がある子は質の低い授業にうんざりするだけで誰も嬉しくない構図が出来上がる。
授業でプログラムを教えてしまっては、上記の様に興味によって格差が大きく広がってしまうだけです。そうならないためにも、特定のプログラミング言語を教えこむのではなく「プログラミングの考え方」を授業の中に取り入れることが出来れば、子どもたちが新しい興味の対象としてプログラミングを認識する可能性があります。
特に興味をもたない小学生に対して、いきなりパソコンの画面に向かってキーボードを叩きながら見たこともない英単語を打ち込んでいく作業はもはや苦行以外の何者でも無く、苦行を強いるのではなく、実際に触れて体験できるプログラミングの機会を与える事が必要だと考えます。
例えば、レゴ マインドストームの様にGUIでブロックを組み立てていけばその通りにレゴブロックが動作する。
わたしも小学生の頃にこんな楽しい授業があれば、よかったなぁなんて思うほど楽しそうです。これならプログラミングに興味のない小学生に対しても「プログラミングのちからがあればロボットを動かすことができるんだ」と体験的に学び、興味につながります。
最近ますます盛り上がりを見せている、IoTの分野にもこういう事がきっかけになるんでしょうね。
少し話が変わりまして、
いままで、散々PCやIT分野に興味のある子供の事をオタクだと言いメディア等で嘲笑の対象にしてきたにしては、いきなりの手のひら返しで驚きます。今まで「パソコンに興味あるとかオタクじゃん」って言ってた方が「これからはパソコンに興味のある子どもを育てないと!!」って言っても説得力に欠けるし世間に広まっているオタクイメージが払拭されないため、結局は興味をもつ子どもは増えません。
ただ、それでもこれから世界で発生していく産業革命・ブレイクスルーに対応できる人材を育成するために今まで取り組んでいなかった新しい取り組みにチャレンジするという姿勢については応援したいと思います。
HTMLってプログラミングじゃないぞって感じられる方が多そうですが、プログラミングに詳しくない人からすれば「英語を画面に打ち込んで何かの変化があることはプログラミングなんです」
厳密に言えばプログラミングではない。なんていう情報はその子がプログラミングに興味を持てば自ずと理解できます。こうやって興味を持ってもらって調べれば「HTMLはプログラムじゃないから動かしたり値を変えたりできないんだ。」という気付きを自ら得ることができます。この自ら気付きを得るという一連の流れが重要で、こういった経験を積んでいく事が本当の勉強なんじゃないかな。と常日頃から感じています。
こういう気付き体験って大人でも同じ様に感じますよね。新しい気付きを体験した時ってなんだかワクワクに似た気持ちになりませんか?そういった感覚を学生の頃からたくさん経験した子どもは将来凄いことを成し遂げてくれそうな気がするんですよ。
どうしてもというのであれば、PHPをやればいいと思います。
こういった点があるため、わたしはPHPをやればいいと思います。下手にC言語やBASICみたいに「このプログラム作って何になるの?」っていうプログラムばっかりやるよりは「自分で作ったページを動的に動かしてみたりする方が楽しいです。」
楽しくないと学ぶ気って起きませんよね。
漠然とプログラムを学ぶ環境なのではなく目標・目的を持ってプログラミングを行った方が、授業としての価値は大きくあります。
プログラミングは、人によってとてつもなく大きな差が生じるはずです。論理的な考え方が苦手な子にとっては非常に苦しい授業になるかもしれません。逆に論理的思考が得意でコンピュータに興味がある子にとっては授業のレベルは低すぎて自分で先に進んだり、教科書に書いていない事に挑戦したりする。
日本の教育では、「全員一緒でなきゃダメ」という悪しき古い文化が根強く残っています。
2020年からプログラミングを小学校で必修化することを決めた今、変わらなければならないのはカリキュラムだけじゃなくて、子どもの才能を積極的に認め、伸ばしてやることができる教育者の考え方と制度の柔軟性なのだと思います。
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