2017年4月15日土曜日

小泉元首相が脱原発の新連盟発足 都議選不介入表明も“電撃登場”ある?

小泉元首相が脱原発の新連盟発足 都議選不介入表明も“電撃登場”ある?


4/15(土) 17:00
小泉純一郎元首相
「原発ゼロ・自然エネルギー推進連盟(原自連)」の発足会見が14日、都内で開かれ、顧問に就いた小泉純一郎元首相(75)、中川秀直元官房長官(73)らが出席した。

 連盟は脱原発、自然エネ推進に向けて動いている全国の団体をまとめ、相互連携を図る役割のために創設された。小泉氏は「最近になって原発推進勢力が頭をもたげてきている」と危機感を持ち、連盟発足を後押しした。

「『原自連』と『電事連(=電気事業連合会)』と間違わないで」などと笑いを取る“小泉節”も健在だったが、新党結成や小池百合子都知事(64)との連携など7月の都議選について「細川さんの選挙(2014年の都知事選)が終わってから、私は選挙運動には関わらない。応援したい候補がいたとしても与野党、保守革新問わず、国民運動にするためには選挙活動には関わらない」と話した。

 しかし、これをもって選挙参加への動きがないと見るのは早計だ。連盟はまだ一枚岩ではない。事務局次長を務める東電株主代表訴訟事務局長の木村結氏(64)は、選挙参加について「気持ちとしてはいろいろありますけどね」と語り「最終的にどうなるかね。選挙をやるべきという声があればやるかもしれませんけど」との考えを明かした。

 連盟の会長に就いた城南信用金庫の吉原毅相談役も脱原発シンパ獲得のため、独立独歩を行く。

「自民党や保守層、共産党、それこそ創価学会、生長の家、全方位に浸透したい。私も仏教会、神道会にもやってます。カトリックやプロテスタントも。その中にもシンパはいますよ。今は神社本庁をなんとかできないかと考えています。保守層が関係ないと思ってるところに逆から攻めていく(笑い)。裏技です」(吉原相談役)

 連盟のメンバーの考えは幹部からして十人十色だ。小泉氏が都議選に“電撃登場”する可能性も残されている。

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