Googleが現地時間2017年4月18日に、新しいGoogle Earthを発表しました。新生Google Earthには世界中の名所を作家・科学者・非営利団体などによって生み出されたストーリーと共に巡るガイドツアー「Voyager」が新機能として追加されているほか、おみくじのような感じで名所がランダムに表示される「I’m feeling lucky」機能も実装されているとのことなので、実際に使ってみました。
Welcome home to the new Google Earth
https://blog.google/products/earth/welcome-home-new-google-earth/
新しいGoogle Earthは記事作成時点でGoogle ChromeとAndroidアプリに対応しています。Google Chromeでは以下のページから開くことが可能。
Google Earth
https://earth.google.com/web/
トップページには丸い地球が表示されています。画面左にあるVoyagerのアイコンを押すと……
こんな感じで、作家・科学者・非営利団体などとGoogleが制作したガイドツアーの数々が表示されます。
「Natural Treasures」というタイトルの画像をクリックしてみると……
BBCの協力のもと作られた、「美しい鳥たちの楽園」を巡るツアーが表示されました。「START EXPLORING」をクリック。
すると、左側にマップ、右上にYouTubeのムービー、右下にガイドツアーの概要が表示されます。ムービーをクリックすると……
ガイドツアーが開始。Natural Treasuresでは動物学者・植物学者のデイビッド・アッテンボロー氏による解説が行われていました。
画面右下にある矢印をクリックしていくと、どんどん場所が移動していき、その場所ごとの解説が行われていくわけです。
ガイドツアーにはさまざまなタイプがあり、セサミストリートのマペットたちに出会える「Girl Muppets Around the World」というものも。「START EXPLORING」をクリックすると……
世界中に点在するマペットたちと出会える地球儀が表示されました。
「Netherlands」をクリックしてみます。
すると、「Meet Ieniemienie(イニミニーに会おう)」ということで、オランダの各場所で、オランダのセサミストリートのオリジナルキャラクターである「イニミニー」が現れます。このガイドツアーのストーリーは「イニミニーは絵本のお姫様が常にドレスを着ていることを不満に思い、自分で物語を作ろうとする」といったようなもので、場所の解説というよりも物語に重点が置かれたものとなっています。
さらに、Voyagerの下にある「I’m feeling lucky」ボタンをクリックすると、Googleが「探索する価値あり」と見なした名所2万カ所からランダムに選ばれた場所にジャンプ。オーストラリアのロイヤル植物園に到着することもあれば……
ボツワナのカラハリ砂漠の中にあるオカバンゴ・デルタに到着することも。オカバンゴ・デルタはページの右上にナレッジカードが現れたので、クリックしてみます。
すると、そのオカバンゴ・デルタのさらなる写真や解説、他の人によく検索されている場所などが表示され、より詳しい知識を得ることが可能。
また、マップ画面の右下には「3D」ボタンが常に表示されており、これをクリックすると……
マップを2Dイメージから3Dイメージに切り替えることが可能です。
なお、Google EarthはVRに対応。これまではHTC Viveしか使えなかったのですが、新たにOculus Riftでも使えるようになりました。VRヘッドセットを使えば360度の没入体験が可能になるので、おうちにいながらにして世界中を飛び回っているような気分になれそうです。
Now Oculus Rift users can experience the awesome power of Google Earth VR
http://mashable.com/2017/04/18/google-earth-vr-oculus-rift/
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