韓国で納豆人気が急上昇、“韓国版納豆”の売り上げ抜く=韓国ネット「日本に旅行する韓国女性の影響」「韓国のは納豆よりおいしいけど、においが...」
2017年4月19日、韓国で日本の納豆の人気が上昇し、製法やにおいが納豆とよく似た韓国の伝統豆みそ・チョングッチャン(清麹醤)の売り上げを抜いたことが分かった。韓国・ヘラルド経済などが伝えた。
最近では、韓国内の食品メーカーが韓国人の好みに合わせて製品化した「韓国産納豆」が市場に進出し、納豆の国内市場規模は10年で10倍に拡大した。市場調査機関や食品業界によると、昨年の納豆市場規模は250億ウォン(約24億円)ほどで、前年の157億ウォン(約15億円)に比べて59.4%も急成長したという。
これに伴い、納豆はチョングッチャンの売り上げを追い抜くまでになった。韓国スーパー大手・emart(イーマート)の納豆とチョングッチャンの売り上げ高の合計を100とすると、それぞれが占める割合は、2015年は納豆47.1、チョングッチャン52.9だったが、昨年は納豆67.3、チョングッチャン32.7と逆転した。納豆の勢いは今年に入ってからも衰えることなく、その差はさらに広がっている。
これを受け、国内食品メーカーが続々と納豆市場に参入するなど、競争も激化しているという。
ネットユーザーからは、「女性芸能人たちもテレビで『納豆を食べる』と言ってた。テレビで宣伝してるんだから当然の結果」「キムチ女(韓国人女性を卑下する表現)がSNSで日本旅行の様子をアップしたりするから、納豆を食べれば自分が特別な存在だとでも勘違いしてるんだろう」とテレビやネットの影響を指摘するコメントや、「チョングッチャンは納豆よりおいしいけど、においがきついし、食べ方も面倒だし、火を通すから体にいい成分がなくなっちゃう」「いつまで『このにおいこそがチョングッチャン』なんて主張するつもり?もっと多くの人に受け入れられるように改善方法を研究すべき」と、チョングッチャンの問題点を指摘するコメントが寄せられている。
一方で、「体にいい食べ物なら、国を問わず食べるということ。あえて競争する必要ある?」「チョングッチャンと納豆の売れ行きにどんな関係があるの?」と疑問を投じるコメントや、記事内容に反して「まだ一度も食べたことないのは私だけ?」と「納豆未体験派」のコメントも意外に多いことが判明した。(翻訳・編集/松村)
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