安倍首相と韓国の朴槿恵(パククネ)大統領による2日の日韓首脳会談では、会談後の共同記者会見や、合意事項などを明記した共同文書などの発表はなく、首脳同士の食事会も開かれなかった。
韓国政府は中国の求めに応じ、中国の李克強(リークォーチャン)首相の訪韓を「公式訪問」と位置づけ、個別の夕食会も設定。日韓首脳の昼食会が見送られたことについて、日本政府関係者は「安倍首相を厚遇し過ぎると世論が反発しかねないと韓国政府が判断したのだろう」と語った。
安倍首相は会談後、ソウル市内の焼き肉店で駐韓大使らと昼食をとった。店側によると、首相一行は韓国牛の霜降りロースのセットと味付けカルビを注文。昼食時間は首脳会談と同じ約1時間45分で、「カルビは残さずに食べた」という。
2015年11月03日 09時14分Copyright © The Yomiuri Shimbun
0 コメント:
コメントを投稿