2017年4月7日金曜日

プログラミングを教え始めた結果その2

スゴイお父さんであり続けるために親も勉強するべき

 こうして『Scratch』を使わせてみていますが、まったくパソコンやタブレットを使っていなかった状態から比べれば、わずかな期間で遥かに進歩しています。なんでも貪欲に吸収していく子供の力を見た気がします。親としてはパソコンの画面ばかり見ていたら視力が心配になりますが、FMV『LIFEBOOK AH77/Y』にはブルーライトカットモードが用意されていて、写真や動画を楽しむとき以外は、そのモードにしておいて目への負担を減らしています。
ブルーライトカットモードは『ステータスパネル』アプリを起動し、オンにするだけで切り替えられる。筆者自身も視力が悪いので、目への負担は気になるところ。
 さて、子供にパソコンを与え、Scrathを触らせてから数週間が経った現在、多少親の力を借りながらではありますが、超カンタンなプログラムを組むことができました。『Scratch』がおもしろいのは、プログラムがスタートするきっかけとなる“イベント”を頭にセットすることで、どこに並べてもいいし、同じイベントなら同時に動くというところ。本来複雑になりがちな部分がうまく吸収され、スクリプトに用意されているコマンドはかなり豊富なので、習熟すればゲームのようなものも作れるのでしょう。プログラミングの基本的な構造・処理の仕方は、これで十分学べると思います。
キャラクターが動き続けて、スペースキーを押すと音が鳴りジャンプするという単純なもの。「キャラクターが動き続ける」と「スペースキーで何かアクションする」という2つの動作を実現したものだが、それぞれの動作を2つ並べるだけ。「もし●●したら◆◆する」といった条件分岐すら必要ありません。
 筆者は昔BASICに始まり、Cやアセンブラにも手を出したことがあります。すべて雑誌や参考書を元に独学でやっていたので、息子も興味をもてば自分から進んで学んでいこうとすると思います。学ぶ側の子供よりも教える側の親のほうが、より勉強しないとすぐに追い越されそうなので、「お父さんスゴい!」といつまでも思われたい筆者は、『Scratch』のよくできた作品を探しては解析し、隙を見て勉強していきたいところです。

パソコンに慣れさせるきっかけとしていい買い物だった

 こうして駆け足でしたが、「プログラミングが必修になる。しかも小学校から」というきっかけから、プログラミングを学ぶためのパソコンを購入し、『Scratch』を使って基礎を学ぶということを紹介してきました。プログラミングの方はまだまだ序の口、これから次第な面もありますが、最初のパソコンとしてFMV『LIFEBOOK AH77/Y』を選んだのは大正解だったと思います。
パソコンに向かうと真剣な表情になる長男とその様子を見てる次男。こういう表情を見ると初期投資なんて安いもんです(親バカ入ってます)。
 スマートフォンやタブレットといったタッチだけで操作できるものは、子供もすぐに扱えるのであっという間に使い方を習得できると思います。しかし、パソコンはキーボートやマウスなど、操作する上で覚えなければいけないことがたくさんあり、使いこなせるまでは時間がかかるものです。
 そこをFMV『LIFEBOOK AH77/Y』はタッチパネル液晶を搭載し、操作の入り口のハードルを下げ、『Scratch』のようなビジュアルプログラミングを利用すれば、パソコンにもプログラミングにも興味を持ってもらい、将来的にはキーボードやマウスの操作も覚えて、プログラミング言語をテキスト入力できるまで引き上げてくれることでしょう。CPUやメモリーも現時点で余裕のあるスペックで、IEEE 802.11ac対応の無線LANも高速なので、今後数年に渡って使っていけます。幸い、Windowsも現行の10をバージョンアップしていく形式になったので、大きく操作環境が変わることがないところも安心して使えるポイントでしょう。初期投資はそれなりにかかりますが、子供の将来を考えたら満足のいく買い物でした。
子供の手でもスッポリと収まるマウスが付属。きっとマウス操作も後々覚えてくれることでしょう。
 プログラミングは、数学に近い“理解力”と図画工作のような生み出すための“想像力”が必要です。ふだんの生活の中からではなかなか身につく分野ではないので、今回のように実際に触れさせて一歩一歩身につけていくことが重要です。また、一朝一夕での習得は難しいので、数年に渡って使えるFMV『LIFEBOOK AH77/Y』のようなしっかりしたパソコンを買い与えて、親も子も学んでいくことが、「プログラミング授業元年」に向けてイチバンの対策になると思います。

FMV LIFEBOOK AH77/Yを選んで良かったポイント

●幼稚園の行事BDをオンキヨー製の高音質スピーカーと高視野角液晶で楽しめる
●タッチ液晶なので「スケッチパッド」に手描きでイラストを描ける
●NFCでスマートフォンから手軽に写真をPCに転送できる
●液晶のブルーライトカットモードで目の負担を減らせる
●最新のWindows 10を搭載し、将来的にも大きく操作感が変わることはないはず
LIFEBOOK AH77/Yの主なスペック
OSWindows 10 Home 64ビット版
CPUインテル Core i7-6700HQ プロセッサー
ディスプレイLEDバックライト付タッチパネル式高輝度・高色純度・広視野角 TFTカラーLCD 15.6型ワイド(1920×1080ドット)
メモリー標準8GB(8GB×1)/最大16GB
HDD約1TB
光学ドライブBDXL対応Blu-ray Discドライブ(スーパーマルチドライブ機能対応)
スピーカー/マイクハイレゾ再生に適したオンキヨー製スピーカー/デジタルステレオマイク
WebカメラフルHD Webカメラ(有効画素数約200万画素)
バッテリー駆動時間約4.5時間(JEITA 2.0)
外形寸法(幅×奥行×高さ)378.0×256.0×25.7~27.4mm
質量約2.5kg
(提供:富士通)

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