服薬適正化アプリと多職種連携SNSが連動
中外製薬とエンブレース
2017年04月04日 19:00
中外製薬と日本エンブレースは4日、患者・家族が服薬状況や日常の自覚症状などを記録するスマートフォン向けアプリ「服薬適正化支援アプリ」と、医師や看護師のほか、薬剤師など多職種連携SNS「MedicalCareStation」を連動させるサービスを開始した。一部の基幹病院で試行的に導入し、検証後には全国展開する方針だ。
【関連記事】
このアプリは、中外製薬ががん治療でのチーム医療の連携を支援するために開発した。これと連動する日本エンブレースの多職種連携SNSは非公開型で、患者と医療職だけでなく、多職種間のコミュニケーションを円滑にさせる機能を備えている。中外製薬と日本エンブレースは、アプリと多職種連携SNSが連動することで、服薬適正化と副作用マネジメントを推進できると考えている。
アプリと多職種連携SNSが連動することにより、患者・家族がアプリに入力した服薬状況や体調などの情報が、医師や看護師、薬剤師が利用しているSNSのタイムラインに自動表示される。例えば、朝と夕に何錠患者が飲んだかを病院の主治医のほか、患者宅に訪問する看護師などが容易に把握できるようになる。
医療介護経営CBnewsマネジメント
0 コメント:
コメントを投稿