事故で耳を失ってしまった男性のために、腕で耳を“育てた”後、頭部への移植手術が行われ、無事成功したという。




事故に遭い、耳を失ってしまった患者が「どうしても耳が欲しい、耳が無ければ不完全な気持ちだ」と医者に訴えた。西安交通大学第一付属病院の郭教授は、患者の肋軟骨から3Dプリントを使用して耳介を作り、腕の皮下に埋め込んで、形や血流が流れるよう成長させることに。



先日、十分に“育った”耳をついに頭部移植する機会が訪れた。血管吻合手術で耳は無事に側頭部へと移植され、2週間経過は見るものの、手術は成功。中国では耳の欠陥に苦しんでいる人は30万人以上いるといわれており、新たな希望をもたらすと世界のメディアで報じられている。


ネットでは「すごい!」「驚くべき手術だ」「軟骨は全く血行がないから、移植は難しいんだよね」「エイプリルフールじゃなくって? 信じられない」「多くの人たちに希望が与えられた」と賞賛されている。