https://news.yahoo.co.jp/articles/fb9727690da75decb76df546cd8a83caa49d2654
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アマゾンは4月2日、同社の衛星インターネットサービス「Project Kuiper」について、通信衛星の本格的な打ち上げを開始すると発表した。
アマゾンは4月2日、同社の衛星インターネットサービス「Project Kuiper」について、通信衛星の本格的な打ち上げを開始すると発表した。最初の打ち上げとなる「KA-01」は、4月8日12時(日本時間 4月9日1時)を予定している。 最強のアトラスVロケットが登場「いい音でしょう?推力が違いますよ」 Project Kuiperは地球上のほぼすべての地域に、高速かつ低遅延の衛星インターネット回線を提供する同社のプロジェクト。先行するSpaceXの「Starlink」と同様に、地球の低軌道に多数の通信衛星を配置することで、広い通信エリアと高速・低遅延の通信を両立する仕組みだ。 アマゾンでは2025年後半のサービス開始を前に、初期の衛星配備用として、80回以上のロケット打ち上げ回数を確保。衛星は一度に数十機ずつ宇宙に送り出され、最終的に3000基以上が地球を周回することになる。 4月8日に予定された最初の打ち上げ(KA-01)では、2023年10月のテスト飛行に使用された衛星の改良版を搭載。各システムのパフォーマンスが向上したほか、独自の誘電体ミラーフィルムコーティングにより、衛星表面で反射する太陽光を分散し、地球からの天文観測に与える影響を低減するという。 ロケットには、ユナイテッド・ローンチ・アライアンス(ULA)の「アトラスV」を採用。今回の打ち上げでは、衛星の積載量が歴代のアトラスVで最も重くなることから、メインブースターに固体ロケットブースター5基を追加した構成で挑む。射場は米国フロリダ州のケープカナベラル宇宙軍基地だ。 アマゾンとULAでは今後数年をかけ、アトラスVで7回、大型ロケット「バルカン・ケンタウルス」で38回、Project Kuiper関連の打ち上げを実施予定。ULA以外では、欧州のアリアンスペースや米国のブルーオリジン、SpaceXのロケットでも、30回以上の打ち上げを計画している。 文● @sumire_kon
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