日本は世界トップレベルの高い技術力を誇っています。その技術力を生かした機能的な製品が、日常生活の多くの場面で役立っているでしょう。外国人観光客に日本食を体験してもらいながら、さまざまな日本の思い出をインタビューするYouTubeチャンネル「日本食冒険記Tokyo Food Adventures」。初めて日本を訪れたドイツ人医師の夫婦は、日本の暮らしに欠かせないものに感激しました。ただ、完全には使いこなせなかったようです。いったい、どんなものに戸惑ったのでしょうか。
【写真】ドイツ人医師が「高度な技術すぎて」日本で戸惑ったものの写真 ◇ ◇ ◇
「比較にならない(笑)。ドイツのはマグロじゃないわ、きっと」
ドイツで心臓外科医として働くアレックスさんと、同じく皮膚科医だというハナさん。日本へ来るのはふたりとも初めてです。初日には、和牛を満喫したというふたり。また、料理教室でラーメン作りにも挑戦するなど、日本の味を積極的に楽しんでいます。 そんなふたりですが、“本場”の寿司を食べるのは初めて。チャンネル運営者のDaisukeさんは、ふたりを本格的な日本の寿司店へと案内しました。 店の設えに「驚いた! 店内が美しくて雰囲気も素敵だね」と、感嘆の声を上げるアレックスさん。ハナさんも「内装がスタイリッシュ」と、すっかり気に入った様子です。もちろんドイツでも寿司を食べることができるものの、日本の寿司店とは比較にならないと感激。「まったく別料理だ」と本格的な寿司に酔いしれました。
「ドイツに行くとないんだよ」
“本場”の寿司を堪能し、日本の素晴らしさを語ったふたり。アレックスさんは母国と比較し、日本の公共交通機関の利便性を熱弁しました。しかし、日本でびっくりしたのは、それだけではありません。 「日本のトイレにも驚いたね(笑)。ほかで見たことがないよ」とアレックスさん。ハナさんも笑顔で「便座が温かいのよ!」と、うれしそうに話します。 ふたりが日本のトイレ事情を絶賛するのには、理由があるそう。「ドイツに行くと公共トイレがないんだよ。日本だと駅の中や近くにトイレがあるよね。日本のトイレは特別だよ(笑)」と、気軽に使えるトイレがそこら中あることに感激しました。 多くの訪日外国人が、べた褒めする日本のトイレ。ふたりも素晴らしいと絶賛しつつ、実は戸惑いを感じる面もあるようです。 「ボタンがたくさんあって! やってみたけど、いまいちわからなかったわ(笑)」「高度な技術すぎて慣れるのに時間がかかる(笑)」と、すべての機能を使いこなせていないと感じている様子。 Daisukeさんが、ドイツではホテルなどでも日本のようなトイレはないのか聞くと、「まったくない。どこにもないわ」「見たことないね」とのこと。初めて見た日本のトイレの機能の多さは、衝撃的だったのかもしれません。 気さくに戸惑った体験を話すふたりに、コメント欄には「謙虚さと好奇心のあるいい人たち」「姿勢も話し方も美しいお二方でした。たくさんの良い思い出ができますように」「知的で落ち着いているけど表情豊かで、こちらまで幸せな気持ちになりました」などの声が寄せられています。
Hint-Pot編集部
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